●FIL-ARTカッティングロボシステム
 
Cutting Robo Systemの概要
FIL-ARTカッティングロボシステムは、1992年の型治具によるパーツ製作が発端となり、1994年それまでに完成していた精密金属型治具から120車種をデータ化したのが起源となっています。これはあくまでオリジナルの加工システムで、世界で初めて精度が良くプロ仕様として通用するカーフィルム加工のロボット化に成功した事になります。 現在では、世界各国で販売されている様々なカッティングシステムがありますが、データ作りのアイデアはFIL-ARTカッティングロボシステムがきっかけとなっており、私共の最大の誇りでもあります。

 1. カッティングロボシステムの特徴
経験が少なくてもきれいな出来栄えと時間短縮に貢献します
1990年代は、日本のカーフィルム施工がピークを迎えていましたので、店舗当り1日10台以上の施工は当然の事でした。このような時カッティングロボが多いに役立った事は言うまでもありませんが、現在のように施工台数が大幅に減ってしまい、それに伴い熟練した職人も減ってしまうと違う意味で忙しくなり、カッティングロボは大変役立ってくれます。熟練を要す手加工に比べ、貼り施工は1ヶ月位でマスター出来ますので、パートやアルバイトでもカーフィルムの施工の対応が可能となります。

出張施工で実力発揮します
前もってパーツ製作をして現地で施工をすれば、1台当りの所要時間はおよそ1時間です。とかく現地までの出張時間が無駄になるように思われがちですが、取次店の利便性を考えると店舗タイプより優位性があります。

通常施工データの他、パーツ販売データも搭載してあります

リアガラスの場合、プロ業者が施工用として用いるのは、一枚貼り用や二分割成形タイプです。一般のお客様にパーツとして販売するのは分割重ね貼りというデータになります。また、ゴム枠タイプのガラスではプロ施工用のガラス外しデータが必要となります。このような様々な状況を考慮して、あらゆる場面でお客様のニーズを網羅したのがFIL-ART Dataです。

建築フィルムのカットも可能です
直角精度を求められる建築フィルムの加工では、人の手によるカットよりも大変速く、正確に加工する事が可能です。特に同じ大きさで枚数の多い場合は、優れた生産性を発揮します。

マーキングの加工もこなします
ビークルライトには、簡易マーキング機能を標準搭載していますので、自動車用のマーキングの他、店舗用のサインにも対応します。

責任を持ってFIL-ART Dataを製作し続けます

一時、日本国内に10社程あったカッティングシステム販売会社は、現在では3〜4社に淘汰されてしまいました。カッティングシステムを販売した以上、何が何でもDataを作り続ける義務を負っているのが、我々の使命であると考えています。


 2. システムを起動する仕組み
FIL-ARTカッティングロボシステムを起動させるには、プロッター、パソコン、システムソフト( ビークルライト)、データソフト(FIL-ART Data)が必要となります。それぞれの項目に従い簡単に説明致します。

プロッター

(株)ミマキエンジニアリング製のCG-130FXという機種が設定されています。この機種はグリットタイプというもので、フィルムが前後に動き、またプロッターのヘッドが左右に動く事によってフィルムをカットします。カット方法はキスカット方式と呼ばれ、フィルム本体だけをカットする仕組みになっています。フィルムによって、本体PETの厚みや糊厚が変化しますので、ヘッド部に取り付けてあるホルダーで刃の突出量を変えたり、設定ボタンにより刃にかかる圧力を調節する事が出来ます。尚、有効カット幅は1300oとなっていますので、一般的なカーフィルム原反は全て網羅出来ます。さて、新しくプロッターを導入される場合、設置費というものがありますが、割合と簡単に1時間ほどで組み立てができますので、少しでも経費を節約したいとの事であれば、ご自分で設置される事をお薦め致します。

システムソフト(Vehiclelite)

「Lite」の名の示すとおり、カーフィルムをカットする為の専用のソフトで、操作が非常に簡単です。一覧より希望の車種を選択し、そのまま出力するだけの操作性はパソコンの初心者でも難なくこなせるレベルです。また、データの一部分のみのカットやデータの移動、回転なども可能でその作業をマウス操作のみで行う為、キーボードの打ち込みも不要となります。

操作の流れは「車種を選んでカット」
専用ソフト「Vehiclelite」を起動後は、1.車種を選択、2.カット開始の流れが基本的な操作手順になります。ワークエリアと呼ばれる基本の枠内には、最もカットする事の多いデータがレイアウトされていますが、万が一ワークエリア外のデータをカットしたい場合にも、一部分のみのカットや移動・回転が簡単に行える為、スムーズな作業が可能です。

簡易マーキング機能も標準装備
「Vehiclelite」ソフトには、簡単なマーキング機能も搭載されています。自動車などへのフリートマーキングや店舗装飾などのPOP作成・文字切りサービス等、フィルムカット以外のビジネス展開にも幅は広がります。

※ 文字フォントは、基本的にTrueTypeフォントを使用します。現在、数多くの種類でしかも安価なTrueTypeフォントが豊富に市販されています。「Vehiclelite」ソフトをマーキングにも運用する場合には、比較的安価にバリエーションに富んだ書体を用意する事が可能です。


FIL-ART Data

2008年1月現在、車種データ数は850車種を超え、毎月2〜3台ずつの割合で主に新型車種を中心にData化を進めています。新しくCutting Roboをご購入された場合は、契約された年月までの全ての車種をパッケージさせていただいております。追加データは毎月中旬頃、FAXでご案内させていただいておりますが、必要な車種だけをチョイスするタイプと、年間契約により定期的にお送りするタイプがあります。さらに数ヶ月分をまとめてご注文いただきますと、注文数毎に設定されたパック割引きが適用されます。



パソコン

パソコンのOSは、Windows95、98、Me、XP、2000が動作する環境のものをご用意下さい。
※ RS232Cケーブル用のポートのあるタイプ
(USBのポートしかないパソコンについては、別途変換ケーブルが必要となりますのでご相談下さい。)
・CPU:Pentium133MHz以上/メモリ:32MB以上/HDD:100MB以上の空き容量